ハウスメーカーへの提案依頼
住宅展示場に行って、気になるハウスメーカーに提案をお願いする場合、どのように自分たちの希望を伝えようか?
と迷っている人は、結構多いと思います。
我が家も、戸建ては建てたことがないし、家で一番重要と思われるリビングをどのような向きで配置するのかとか、どのような仕様にしようかなどの知識は全くありませんでした。
そこで、うちの場合どうしたのかというと、ざっくりとした希望を伝えて各設計士がどのような考えで、どんな間取りを書いてくるのか、各ハウスメーカーの設計士の力量を試すことが重要だと考え、ざっくりした考えを伝えたうえで各メーカー設計士に間取りを書いてもらいました。
以下が、私が各ハウスメーカーに提案に盛り込んで欲しいと依頼した事項です。
- 37坪程度の平屋としたい。
- リビングは20帖以上で、部屋は3室で3室は離れた配置としてもらいたい。
- 廊下は無駄なスペースと思っているので、極力廊下は無くしてほしい。
- 二人暮らしだけど、大人数が遊びに来た時のことなども考えてトイレは二つ欲しい。
- 屋根の軒は、特にリビング前のタイルデッキ部分について、できるだけ出してもらいたい。
- リビングには、間接照明を入れ、リビングの天井から軒はつながりを持たせた作りにしてもらいたい。
- 出来れば、筋トレスペースが欲しい。
- 西側の眺望がすばらしく、西側には今後も家が建つことはない。
上記の事項だけを伝えると、各社様々な提案を出してくれました。
最初に迷ったリビングの向き
当初、一番迷ったのは、大開口としたかったリビングの向きです。
眺望の良い西向きにリビングを据えて、西向きに大開口の間取りを提案してきたハウスメーカー
- 三井ホーム
- パナソニックホームズ
南向きにリビングを据えて、西は眺望を楽しめる程度の間取りとしたハウスメーカー
- 積水ハウス
- 住友林業
このように、家の向きについては、各ハウスメーカーの設計士の意見がかなり異なりました。
三井ホーム設計士の主張
西側にリビングの大開口を持ってくるということは、太陽が沈む時間には、リビングの奥まで西日が差し込みことになります。
このことについて、三井ホームの設計士は最近の窓はものすごく性能が上がっているので、西日もそんなに問題にならない、ヨーロッパなどでは家は眺望を重視して建てるのが主流になっていると言っていました。
積水ハウス、住友林業の設計士の主張
しかし、積水ハウスと住友林業の設計士は、リビングの大開口は南を向いていた方が、夏は光を遮り、冬は太陽光が部屋の中まで照らしてくれること。
西日は窓の性能だけではどうしても防げないので、カーテンなどで遮るしかなく、非常にやっかいですと言っていました。
太陽光について自分で検討した方法
各社の設計士の主張がだいぶ異なるので、自分なりにも色々と調べ、太陽光シミュレーションの無料ソフト日当り診断フリーソフト「日当り君」|ホームズ君ドットコム(木造住宅の耐震診断・建築基準法・性能表示の総合情報) (homeskun.com)も参考にし、家の向きは非常に重要だろうとの結論に至り、リビングが南向きの提案の両社を候補として残しました。
この、無料ソフトの日当たり君ですが、無料なのに緯度と季節によっての南中高度などを自動計算してくれ、冬至や夏至の日陰の具合がシミュレーションできます。
もし、家の向きや、日当たりで悩んでいる方がいれば使ってみることをお勧めします。
家の方角についてまとめ
最近は窓の性能は上がっているが、断熱は出来ても遮光は困難。
南向きにリビングを設置できるようであれば、南向きがベスト。
日当り診断フリーソフト「日当り君」|ホームズ君ドットコム(木造住宅の耐震診断・建築基準法・性能表示の総合情報) (homeskun.com)はフリーソフトなのに、日当たりのシミュレーションが簡単に出来るので、おすすめ。
以上
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