季節も6月中旬を過ぎ、そろそろ夏野菜も収穫ができる時期となりました。
今では、1年中スーパーなどに並んでいる野菜の顔ぶれはあまり変わりませんので、そもそも、夏野菜ってどんなものという方もいらっしゃるかと思いますので、野菜のプロである母が育てている夏野菜を紹介したいと思います。
夏は、雑草が沢山生えてきますので、田んぼの世話とかに忙しい母は、栽培するのが面倒な野菜は作っていませんので、野菜栽培の初心者の方なんかも参考に出来ると思います。
なお、いずれの野菜も雑草対策でマルチ栽培をしています。
マルチをすることで、日光を遮ることが出来ので、雑草が周りに生えてきません。
キュウリ

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今では、年中見かける野菜ですが、露地で栽培できるのは夏です。
取れたてのキュウリは、キュウリ独特の香りがして美味しいですよね。
栽培する際の注意点としては、うどん粉病という病気になりやすいので、病気に強い接木の苗を購入すること。
キュウリの苗を買う際の注意点にては、キュウリの苗を買う時は、ここを見るべしで書きましたが、基本的に伸びた苗はダメということを覚えておきましょう。
家庭用のキュウリは消毒はほぼしないため、接木苗でも病気で枯れていくため、3回くらいに時期を分けて5本程度づつ植えておけば、夏のキュウリには困らないくらい収穫ができます。
なお、キュウリの実は1日に2センチくらいは成長しますので、実がなっているのを見逃して、バットみたいな大きさしないように注意しましょう。キュウリの樹に負担がかかります。
また、最初のころに実を沢山つけると、これまたキュウリの樹に負担がかかるので、最初の頃は実が15センチくらいまでに収穫してあげると良いとのことです。
トマト
トマトは、トマトの無限ループ栽培で62本植えてみた。にも書きましたが、無限ループで無限に苗を増やすことが出来る夏野菜である反面、雨に弱いという特徴が有ります。
栽培をする際には、雨よけとして、トマトの樹の上に簡単なビニールの屋根を付けてあげることをお勧めします(上の写真でもビニールの屋根が見えますよね?)が、それが難しい場合は、麗夏という品種がお勧めです。
この品種は、良くスーパーなどで売っている桃太郎よりも病気に強いと母が言っていまして、うちで栽培しているトマトは全部麗夏です。
また、トマトは連作障害(同じ場所で、連続して栽培することによる害虫や病気などの障害です。)が出やすいため、前の年に作った場所と同じ場所で栽培しないようにしましょう。
ちなみに、トマトは実がなってから熟して赤くなるまでに3週間程度はかかります。
スーパーなどで売っているトマトは、緑色の状態で収穫をして、輸送中に赤くなるものがほとんどですので、木で熟した取れたてのトマトの味、香りとは全く異なります。
イタリアでは、『トマトが赤くなると医者が青くなる』ということわざがあるくらい栄養価も豊富ですし、栽培に挑戦する価値は有ると思います。
つるむらさき
- つるむらさき
- つるむらさき
2022年から始めました。
栄養価が高くて、育てやすい野菜なので、結構簡単に初心者でも栽培できます。
ただ霜が降りると、全部枯れてしまいますので、それまでは収穫できます。
あまり知名度は高くないので、売ってるお店も少ないと思います。
家庭菜園でも簡単に育つので是非自分で育てて食べてみて下さい。
葉はやや肉厚で、つる先から15cmほどを収穫して茎と葉を食べることが出来ます。
暑い気候を好むため夏が旬。
熱を通すと、粘りがでます。夏バテには最高ですね!
プロが家庭用に育てる夏野菜_その1まとめ
・雑草対策のため、可能であればマルチ栽培をするべし。
・キュウリは、うどん粉病に強い接木苗を5本くらいずつ時期を分けて植えることがお勧め。
・トマトは雨、連作障害に注意するべし。ただし、家庭で栽培した木で熟したトマトの味は絶品です。
・つるむらさきは、簡単に栽培できますし、栄養価が高いので是非作ってみて下さい。
以上
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