みなさん、鹿の足なんかを丸ごと一本貰って困ったこと有りませんか?
って、都会ではありませんよね(笑)。
これは、田舎では良くある事なんです。
貰うものは鹿だったり、イノシシだったりしますが、母の作った野菜とか、タケノコとかをご近所の猟師さんにお裾分けすると、お返しが鹿の足だったりします。
これから、田舎暮らしをされる方なんかは、こんなことも有るんだと、心に留めておきましょう。
骨は簡単に取り除ける。
ちなみに、猟師さんは必ず皮とかは除去したものをくださいますが、骨は入っていたりしますので、その骨は真ん中から切り込みを入れてこのように取り除きます。

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鹿って美味しいのか?
都会の方には食べる機会のほぼない鹿ですが、鹿のお肉は臭みもなく、脂身も少ないし、柔らかいし美味しいんですよ。
猟師さん曰く、イノシシは冬が美味しく、鹿はこれからが美味しいんだそうです。
身には脂身もほぼなくヘルシーですし、焼いても、煮ても柔らかいです。
嘘みたいな本当の話ですが、猟師さんたちは、鹿のヒレ肉(一番の高級品)の部分は、ショウガ醤油とか、ニンニク醤油とかで刺身で食べます。
私も食べたことは有りますが、一瞬で口の中から無くなるほど柔らかく、マグロの赤身よりもうま味が強く、とても美味しかった記憶が有ります。
今日は、もも肉なので鹿肉の煮込みに。
今日いただいたのは、もも肉なので、少し硬そうでしたので煮込み料理にすることにしました。
まずは、鹿肉を一口大に切り分けて、塩コショウをし、ニンニクをオリーブオイルで香りを立たせてから外側を痛めていきます。
その間に、お肉のついた骨の部分は、グツグツ煮て出汁を取ります。

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鹿肉の表面に焦げ目がついたら、赤ワインを加え、鹿の骨で取った出汁を加え、畑で取れた小ぶりの玉ねぎを入れて煮込んでいきます。

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ここに、カットトマトの缶詰を加えて、さらに30分ほど煮込みます。
最後に、近くの山で取れた、タカノツメという木の芽と、コシアブラという木の芽を加えて、コンソメ、塩コショウ、イチゴジャムで味を調えて完成です。
緑の葉っぱが、タカノツメとコシアブラです。
独特の香りがして、ジビエ料理に相性抜群です。

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鹿のもも肉は、牛のもも肉とかに比べると煮込む時間が短くても柔らかくなりますので、煮込み料理と言っても1時間も有れば完成します。
ジビエ料理まとめ
田舎では、鹿肉や猪肉などの野生のお肉を貰うことも多い。
鹿肉は癖も無く、低脂肪で、柔らかく、煮込む時間も短時間でOK!!
イノシシにはたまに強烈にクセのあるやつがいます(笑)。
ジビエ料理には、香りの強い山菜が相性抜群!!
今日は、山の恵みをいただきました。
以上
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