今回は、四国でのお米作りについて書いていきます!
以前、東京で仕事をしていた際に、実家ではお米を作っているという話を、
山形出身の上司にした際に、『え?四国って、お米とか作るの?』って反応をさせれました。
そりゃ、東北のような米どころほど広い田んぼは有りませんが、四国でもお米を作っている人は沢山います。
売るほど、作る人はそんなにいませんが、うちの母親は70歳にして、売るほどお米を作っています。
昔の田舎の土地の話
大昔からの話をしますと、第二次世界大戦前は、田舎の土地は一部のお庄屋と言われる豪農と、その田んぼを耕す小作人で成り立っていたらしいです。
うちの実家はお庄屋さんだったので、祖父が子供のころは、家の近所の畑や田んぼは、ほとんどうちの土地だったそうです。
それが、第二次世界大戦に敗戦した際の農地改革によって、近所の小作人の方々に土地が割り振られ、うちの土地もがっつり減ったという話を聞きました。
現代の田舎の土地の話
今現在は、田舎は急速な高齢化により、過疎化が進んでいます。
結果、田んぼを作れない家も増えていますが、土地を荒らすと、その土地の周辺の田んぼに虫が増えてしまったり、雑草で迷惑をかけたりととても嫌がられます。
そんな事情もあって、お米を作れない家は、ご近所で作ってくれそうな人に、田んぼを作ってくれないか頼むんですが、田舎では70歳でも若手ということもあり、うちの母にご近所さんが田んぼを作ってくれと、次々頼んでくるんだそうです。
結果として、今現在は、合計するとサッカースタジアム2面ほどの田んぼを母が一人で作っているという、息子としてはちょっと笑えない話です。

全部うちの田んぼ
ご先祖様の土地の面積超えてるんじゃね~って密かに思っています。
お米作りに必要な機械
お米を作るには、田植え機180万円、トラクター250万円、コンバイン400万円ってな感じで、高額な機械が必要になります。
この投資金額、今のお米の相場じゃ、とてもとても回収できません。
母は、もう10年以上もお米30キロを7,000円で売っているんですよね~。
他の人が作るお米より、美味しいらしく買い手は地元に沢山いるんですが、ちょっとこの金額は無いですよね~。
ということで、今後は売り方について少しアドバイスをしてこうと思ってます。
四国のお米作りまとめ
今四国の方田舎では、田んぼづくりを出来ない家も増えてる。
そんな家は、ご近所で作ってくれそうな家に、田んぼづくりをお願いしている。
ただし、田んぼは増やしたところで、高額な機械代金の回収は困難である。
ただ、お米作りは急にはやめられないので、売り方などの工夫を今後検討する。
以上
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