天然ウナギ獲り✕ジゴク作り【田舎暮らしを楽しむ】

ウナギ取り
ジゴク

以前ウナギ獲り_田舎でやりたいこと でウナギ獲りのことを書きましたが、

ジゴクの作製作業が止まってしまっていましたので、今日コジタを作製して、ジゴクが完成しました。

数を数えると、21本出来てました。

年間の漁業権が、仕掛けられるジゴク30本で5,000円なので、あと9本は作っても大丈夫ということです。

ちなみに、田舎の鰻屋さんでも、天然ウナギのうな丼は、一杯5,000円弱するそうなので、1匹取れば元が取れる計算です(笑)。

東京では四万十の天然ウナギの鰻重を食べると、1万円くらいしますしね。

天然ウナギは獲れているのか?

近所のおじいちゃんたちに話を聞いたところ、既にジゴク漁を開始している人はいるそうですが、今年は全然取れないよ~。という話を聞きました。

ですが、私は獲れると思っているんですよね~。

だって、おじいちゃんたちには仕掛けられないような場所に仕掛けますからね。

ジゴク漁おさらい

ジゴク漁とは、竹の筒にミミズなどのエサを入れて、一度筒の中にウナギが入ると出られなくなる仕掛けのことです。

夕方川に仕掛けておき、翌朝仕掛けを上げに行きます。

上げるときのドキドキ感がたまりません。

子供のころは、毎日0匹ということもしょっちゅうだったのですが、数年前に数日だけ夏休みに帰省した時にやってみたところ、思いのほか取れたので個人の感覚ですが、天然ウナギは少し増えているんじゃないかと思っています。

理由としては、獲る人が少なくなったことがあげられると思います。

私が子供のころは、川の至る所にジゴクの目印になる白い発泡スチロールが浮かんでいたんですが、今年は既にシーズンインしているのに、一つも見かけません。

田舎は、急速な高齢化が進んでいますし、人口も減少する一方なので、ウナギを取る人たちも確実に少なくなっています。

ジゴクの作り方

ジゴクを作るには、真竹を使います。ウナギ獲り_田舎でやりたいことでも書いています。

切ってすぐは、竹はとても重く使えないので、切ってから1年くらいは軒裏なんかで乾燥させます。

それを1メートル程度の長さに切っていきます。

切る場所の片方は、節の部分に合わせます。

この節の部分にはキリで穴をあけ、水が流れるように加工し、入り口の空いた部分には、大きさがちょうど合うような太さの竹を探し、最後にプラスチック製の下敷きのような素材を利用して、コジタと言われるジゴクの肝になる部分を作成してとと針金で取り付けます。

ジゴク

このコジタに穴は、キリを火で炙って開けたものです。

祖父から引き継いだキリが大活躍です(笑)。

キリ

キリ

このジゴクの作り方も、小さいころに祖父に教えてもらったものです。

ちなみに、このジゴクですが、道の駅なんかで1本2,500円で売られているそうです。

で、次の作業はウナギのエサ用のミミズを探すことです。

ウナギ獲り用のジゴク作製まとめ

・ジゴクは真竹で作る。

・作るのは難しくないけど、キリは必須の道具である。

・近年、田舎では過疎化、高齢化によりウナギを獲る人が減っている。

・ということは、きっとウナギが沢山獲れるはず(笑)。

以上

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