昨日は、今年2回目の剣先イカ釣りに行ってきました。
宇和海では毎年7月ごろから9月の上旬ごろまで、剣先イカ釣りのシーズンとなります。
1回目の釣行は渋く、30杯くらいでしたが、今回の釣行はさらに酷い状況でシロサバフグの猛攻にあい、悲惨な結果となりました。
シロサバフグとは
シロサバフグは体長30cm前後になる、無毒のフグです。
食べ方次第では美味しいフグですが、スッテという以下の仕掛けをボロボロにしたり、ラインを歯でかみ切ったりと、イカ釣りや、冬の太刀魚釣りではとても嫌がられる魚です。
歯が鋭いので、ラインからスパッと切られてしまいます。
加えて、最近はドクサバフグという有毒のフグが日本近海でも釣れるようになってきており、見分け方を知らない人がドクサバフグを持ち帰り、フグ毒中毒ということも有るらしく、釣り船でシロサバフグが釣れても持って帰らないようにしているところも多いようです。
昨日の釣果はというと、剣先イカはたった5杯、シロサバフグ50匹程度という釣果だったのですが、以前フグ包丁師を受験(不合格でしたが)した私は、釣れたシロサバフグをすべて持ち帰って調理することにしました。
シロサバフグの捌き方
シロサバフグの捌き方は、とても簡単です。
まずは、頭の付け根の部分をお腹側の皮を残して切れ込みを入れます。
次に上下を入れ替えて、頭を手で引っ張るようにして、身を包丁で抑えつつ頭ごと皮を引っ張ります。
すると内臓ごと全部取れるので、フグの身の部分だけが残ります。
この状態になったら、ヒレをキッチンバサミで切り取って、そのまま唐揚げにしても良いし、みりん漬けなどにして、一夜干しにしても良いです。
フグは、普通の魚にある血合い骨がないので、空揚げにしても背骨以外の部分が全部食べられるため、食べやすいお魚です。
50匹程度あっても、処理をするのに慣れれば10分程度で十分です。
剣先イカの方がもちろん良いですが、シロサバフグも空揚げなどにするととても美味しいので、釣れてしまった場合は、お試しください。
宇和海のイカメタル まとめ
・今年のイカメタルは、シロサバフグの猛攻でそろそろ終了
・シロサバフグは捌くのが簡単なので、釣れたら持ち帰って調理してみるべし
以上
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