フカの湯ざらし

フカの湯ざらし田舎暮らし
DSC_0095
スポンサーリンク

こんにちは。

今回は、愛媛の人しかほぼ食べないであろう、と思われるサメ料理について書いていきます。

まず、サメが釣れた時に持って帰る人はほぼいないと思います(笑)

しかし、愛媛県ではサメは『フカ』といってスーパーでもよく見かける料理で提供されています。

それでは行ってみよ~

スポンサーリンク


フカの湯ざらしになるサメの種類

サメの種類はちょっとわかりません。

最初は愛媛で食べているサメはホシザメなのかと思っていましたが、ホシザメ特有の星のような斑点がないので、ホシザメではなさそうです。

船でシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)も釣ったことが有るのですが、船長に『これ美味しい』と聞くと『このサメはあんまり美味しくないです』と言われたことが有るので、サメの種類で味も違うようです。

スポンサーリンク



サメの調理方法

頭とヒレを落とす

まずは、頭とかヒレを落として、茹でやすい状態にします。写真を見ても、なんとなく、表面がザラザラした感じわかりますか?

フカの湯ざらし材料のサメ

スポンサーリンク


サメ肌の処理

次に鍋にお湯を沸かして、20~30秒ほどさっと湯通しします。

湯通しをする理由は、サメはサメ肌と言わるように表面にとても小さな鱗が就ていて、それを落とすためです。

鱗は砂鉄みたいな感じで、これが付いていると、食べられません。

ただ、サメ肌は湯通しをして氷水につけると簡単に取れます。

途中経過がこんな感じ。サメ肌が取れている部分と取れていない部分が一目両全です。

サメ肌

フカの湯ざらし材料のサメ

スポンサーリンク



塩で締める

次に、全体に塩を振って、塩で締めます。

しめ鯖なんかを作る時と同じ要領で、多めの塩を振って余計な水分と共に臭みを出す工程です。

20分から30分くらいたつと、結構水分が出てきます。

しめる

フカの湯ざらし材料のサメ

スポンサーリンク


最後に茹でる

次に、もう一度鍋にお湯を入れて、塩を加えてお湯を沸かしつつ、締めたサメを水洗いして、一口大の大きさに切っていきます。

サメの骨は軟骨なので、包丁でザクザク切っていくことが出来ます。

中身はまだ生の状態です。

それを3分程度茹でて、氷水で冷ますと、フカの湯ざらしの完成です。

少し時間はかかりますが、工程はとっても簡単です。

スポンサーリンク



フカの湯ざらしははミガラシで食べる

愛媛では、フカの湯ざらしをミガラシという調味料で食べます。

ミガラシは、関東とかでいう酢味噌に似ているのですが、酢味噌にからしを混ぜたようなもので、からしの量が多いと鼻にツンと来るのですが、私はこのミガラシが大好きです。

お豆腐とか、茹でた白菜とかにも良く合います。

カンパチとか、カイワリなどのお刺身も食べたのですが、一番美味しかったのはやっぱり『フカの湯ざらし』でした。

全然癖も無いのですが、皮の部分はゼラチン質で、身は白身でサッパリしています。

母も美味しいね~と言って食べてくれました。

皆さんも、新鮮なサメが手に入った時は、是非挑戦してみてください(笑)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました